最近、FXを続けていて感じることがあります。
それは、成長とは何かを新しく手に入れることだけではなく、自分が受け止められる「器」を広げていくことなんじゃないかということです。
僕はこの「器」を、球体のようなものとしてイメージしています。
最初は小さな球体です。
その中には、自分が理解できること、自信を持ってできること、精神的に耐えられることが入っています。
そして、その球体の外側には、まだ自分にはできないことや、怖いと感じること、経験したことのない世界があります。
いきなり大きな球体にはできない
FXでいうと、ロットを上げることが分かりやすい例です。
少額なら冷静に損切りできる。
でも、ロットを一気に上げると、同じ手法・同じチャートなのに怖くなる。
利益が少し乗っただけで利確したくなったり、逆に損切りできなくなったりする。
これは手法が変わったわけではありません。
今の自分の器を超えてしまっている。
そう考えると分かりやすい気がします。
だから、いきなり器の外側へ大きく飛び出す必要はない。
今の自分が耐えられる範囲から、ほんの少しだけ外へ出てみる。
そして、その環境に慣れる。
すると、それまで「怖い」と感じていたところが、いつの間にか自分の球体の内側になります。
球体の膜を少しずつ押し広げる
僕が大事にしたいのは、
「壊すほど無理をする」のではなく、「膜を少しずつ押し広げる」こと。
例えば、
今までより少しロットを上げてみる。
今まで避けていた局面を、検証したうえで試してみる。
自分のエントリー理由を言葉にしてみる。
負けたトレードから逃げずに、なぜ負けたのかを振り返ってみる。
こうした小さな挑戦を繰り返していく。
もちろん、挑戦した結果「まだ早かった」と分かることもあります。
そのときは戻せばいい。
大切なのは、ただ怖いからやらないのではなく、試して、検証して、自分の許容範囲を知ることだと思っています。
「できる」が増えるほど、器は大きくなる
最初は怖かった損切りが普通になる。
少し大きなロットでも、ルール通りにトレードできるようになる。
負けても「取り返したい」ではなく、「この損失はルール通りだった」と考えられるようになる。
そうやって一つひとつ「普通にできること」が増えていけば、球体は少しずつ大きくなっていく。
だから僕は、成長を一直線のグラフというより、
自分を包んでいる球体が、少しずつ膨らんでいくイメージで考えています。
昨日まで球体の外側だったものが、今日は内側にある。
そして、広がった球体のさらに外側に、また次の挑戦がある。
その繰り返しです。
焦って大きくする必要はない
FXをしていると、どうしても「もっと稼ぎたい」「もっと早く成長したい」と思ってしまいます。
でも、器以上のお金を扱えば、いずれどこかで無理が出る。
だからこそ、まずは退場しないこと。
自分の手法を磨くこと。
ルールを守れる範囲で経験を積むこと。
そして、今の自分よりほんの少しだけ外側へ挑戦すること。
焦って一気に大きくする必要はありません。
昨日の自分より、球体がほんの少し広がっていればいい。
僕にとって「One More Step」という言葉も、結局はそこにつながっています。
一気に何段も進む必要はない。
今日も一歩だけ、自分の器を広げる。
その小さな積み重ねの先に、今の自分では扱えないような大きな世界を、当たり前に扱える自分がいると思っています。

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